ぴくちゃあ通信

日本映画をメインにしたブログです。東宝映画を中心に古い作品から新しい作品まで、時には俳優を中心に話を展開します。

『ファーブル 昆虫記の世界 カリバチの習性と本能』(1977:布村建、川崎龍彦)



以上、『ファーブル 昆虫記の世界 カリバチの習性と本能』(東映教育映画部1977:布村建、川崎龍彦)より


 『ファーブル 昆虫記の世界 カリバチの習性と本能』(東映教育映画部1977:布村建、川崎龍彦)を、国立映画アーカイブ(NFAJ)長瀬記念ホール OZUにて見る。「逝ける映画人を偲んで 2021-2022」特集の1本。同時上映『花と昆虫』(1956:奥山大六郎、飯田勢一郎)『猫の散歩』(1962:大橋秀夫)、『空からみた日本の火山』(1978:布村建)、310円。

ファーブル 昆虫記の世界 カリバチの習性と本能(29分・16mm・カラー)
追悼:(企画)(構成)布村建
 布村建は、教育映画を志して1959年に東映に入社し、企画・脚本・演出として数多く受賞した。『ファーブル 昆虫記の世界』は、ファーブルの著作に登場するカリバチの生態を日本で撮影した科学映画の秀作。『空からみた日本の火山』は、空撮で火山を撮り、日本列島を形づくったマグマのエネルギーを解説。
(以上、国立映画アーカイブの解説より)

 東映教育映画にその人ありといわれた布村建(ぬのむら・たつる)さんが2022年1月2日に亡くなった(享年85)。プロデューサー、ディレクター、また著述家としても活躍、知る人ぞ知る特別な足跡を遺した。少年の日に見た児童向教育映画の感動から教育映画部を所属先に選び、多くの名作、佳作を企画・製作、演出。
(以上、神戸映画資料館追悼上映会解説より)

 初見。
 カリバチのキオベッコウの巣作りから産卵、幼虫とその成長過程など、その習性と本能を実写で克明に撮影しているとともに様々なカリバチの姿を描いている。
 キオベッコウがクモを狩りする姿、完全には殺さずに、作った巣に運び、そこで産卵し、幼虫のえさとして与える。すごい労力、ほんとに働きバチだ。
2023年8月25日(金)鑑賞

       スタッフ
企画・構成      布村  建
企画・構成・撮影   川崎 龍彦
撮 影        中根  洋
 〃         久島 十乃
 〃         長谷川哲也
音 楽        杉田 一夫
解 説        草野 大悟


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