『嵐を呼ぶ男』(日活1957:井上梅次)を、国立映画アーカイブ(NFAJ)長瀬記念ホール OZUにて見る。「月丘夢路 井上梅次 100年祭」特集の1本。310円。
嵐を呼ぶ男(100分・35mm・カラー)
流しのギター弾きであった正一(石原)は売れっ子ドラマーの穴埋めとして抜擢され、型破りなドラマーとして頭角を現していく。1958年の正月映画として公開されるや大ヒットを記録し、裕次郎人気の沸騰を示した一篇。襲われて負傷した手をかかえて臨むドラム合戦のシーンで突如正一が歌いだす楽曲は、井上が作詞している。
(以上、国立映画アーカイブの解説より)
再々々見。
初見が1972年4月の文芸坐オールナイトにて。その後、再映画化『嵐を呼ぶ男』(日活1966:舛田利雄)を見た。芦川いづみがマネージャー役で、こちらがテキパキとスピーディーで輝いて見えた。その時は、ドラム合戦のみ井上梅次版がよくて、あとはちょっとモタモタしていたなあ、と感じていた。今回久しぶりに見て、なかなかどうしていいじゃないか、と再評価。
2023年11月16日(木)鑑賞
スタッフ
監 督 井上 梅次
脚 色 井上 梅次
〃 西島 大
原 作 井上 梅次(小説サロン所載)
製 作 児井 英生
撮 影 岩佐 一泉
美 術 中村 公彦
音 楽 大森盛太郎
録 音 福島 信雅
照 明 藤林 甲
編 集 鈴木 晄
助監督 前田満州夫
製作主任 森山 幸晴
スクリプター 服部 佳子
出演バンド 渡辺晋とシックスジョーズ
〃 白木秀雄とクインテット
振 付 結城 敬二
ショウ構成 和田 肇
歌 手 平尾 昌章
日活ファミリークラブダンシングチーム
現 像 東洋現像所
公開年月日:1957.12.28
上映時間:100分
カラー/シネスコ/35mm
製作会社:日活
配給:日活
キャスト
北原 三枝 福島美弥子(バンドのマネージャー)
石原裕次郎 国分正一(流しギター→ドラマー)
青山 恭二 国分英次(音楽学校学生)
芦川いづみ 島みどり(英次の婚約者)
白木 マリ メリー・丘(ダンサー)
岡田 眞澄 福島慎介(美弥子の兄、ベース)
金子 信雄 左京徹(ジャズ評論家)
笈田 敏夫 チャーリー・桜田(ドラマー)
小夜 福子 国分貞代(正一・英次の母親)
高野 由美 福島愛子(美弥子の母親)
天路 圭子 有馬時子(慎介の婚約者)
山田 禅二 島善三(みどりの父親、アパート管理人)
汐見 洋 大熊教授(英次の恩師)
安部 徹 持永(桜田を引き抜いた興行会社社長)
冬木 京三 種田(持永の手下)
高品 格 健(用心棒)
峰 三平 乾分A
榎木 兵衛 乾分B
光沢でんすけ 乾分C
八代 康二 乾分D
近江 大介 持永の手下
三島 謙 マネージャー滝
山田 周平 バーテン天野
小柴 隆 凡太郎
深江 章喜 ステージ司会者
高野誠二郎 留置場のオカマ
紀原 耕 留置所の警官
衣笠 一夫 留置場で正一を起こす浮浪者
柴田 新 留置場の男
阪井 一郎 ボーイ
寺尾 克彦 バーテン
柳瀬 志郎 吉田(バンドのサックス)
二階堂郁夫 長谷
林 茂朗 木村
荒木 良平 原
早川十志子 福島邸の婆や
三沢 孝子 福島邸の使用人
竹内 洋子 バーの女
阿井 喬子 テレビのアナウンサー(NTV)
東郷 秀美 テレビのフロントマネージャー
川村 昌之 通訳
清水マリ子 銀座の花売り娘
ジョージ・A・ファーネス
ハロルド・スナイダー(文化財団の代表)
ハムザ・ムルリン
フランキー堺(ノンクレジット)留置場の男
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