『鷲と鷹』(日活1957:井上梅次)を、国立映画アーカイブ(NFAJ)長瀬記念ホール OZUにて見る。「月丘夢路 井上梅次 100年祭」特集の1本。310円。
鷲と鷹(115分・35mm・カラー)
貨物船の出航前夜に殺人事件が発生し、千吉(石原)と佐々木(三國)はそれぞれの思惑を胸に船に乗り込む。二人の男の対立と友情を海洋スペクタクルのなかに描き出す井上の演出手腕は実に鮮やか。月丘は裕次郎をめぐって浅丘ルリ子と三角関係になる酒場の女を演じている。
(以上、国立映画アーカイブの解説より)
再々見。
海上の貨物船という狭い空間での群像劇。グランドホテル形式の作劇で、巧い。いわくありげな二人の男、どちらかが殺人犯か? などと観客の興味を中盤まで引っ張る演出、さすが井上梅次。
月丘夢路は胸を強調した衣装のせいもあるが、胸が豊かだったんだなあ、と再認識。
10月31日(火)鑑賞
スタッフ
監督・脚色 井上 梅次
製 作 坂上 静翁
撮 影 岩佐 一泉
美 術 中村 公彦
音 楽 多忠 修
録 音 橋本 文雄
照 明 藤林 甲
編 集 鈴木 晄
製作主任 中井 景
助監督 舛田 利雄
スクリプター 服部 佳子
スチール 斎藤 耕一
特殊撮影 日活特殊技術部
公開年月日:1957.09.29
上映時間:115分
カラー/シネスコ/35mm
製作会社:日活
配給:日活
キャスト
石原裕次郎 野村千吉
三國連太郎 佐々木
浅丘ルリ子 明子
月丘 夢路 朱実
長門 裕之 吾郎
二本柳 寛 鬼鮫(船長)
澤村國太郎 おやじ
柳沢 真一 おっかあ(調理担当)
西村 晃 彦兵衛
安部 徹 松
木戸新太郎 由
青木 富夫 辰
穂高 溪介 健
水木 京一 船員
弘松 三郎 宮沢(副船長)
小林重四郎 三造(吾郎の父親)
河上 信夫 捜査主任
天草 四郎 サイパンのおやじ
峰 三平
八代 康二
黒田 剛
柳瀬 志郎
榎本 兵衛
深江 章喜
小柴 隆
小寺 幸夫
技斗:高瀬将敏
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