ぴくちゃあ通信

日本映画をメインにしたブログです。東宝映画を中心に古い作品から新しい作品まで、時には俳優を中心に話を展開します。

『鴛鴦歌合戦』(日活京都1939:マキノ正博)






以上、『鴛鴦歌合戰』(日活京都1939:マキノ正博)より


 『鴛鴦歌合戰』(日活京都1939:マキノ正博)を、国立映画アーカイブ(NFAJ)長瀬記念ホール OZUにて見る。「返還映画コレクション(1)第一次・劇映画篇 Repatriated Film Collection [Part 1] : Fiction Films, 1930~1945」特集の1本。310円。
鴛鴦歌合戰(69分・35mm・白黒)
1939(日活京都)(監)マキノ正博(脚)江戸川浩二(撮)宮川一夫(美)長谷川繁吉(音)大久保德二郎(出)片岡千惠藏、香川良介、志村喬市川春代、深水藤子、服部富子ディック・ミネ
 長屋暮らしの浪人を慕う町娘たちの恋の駆け引きと骨董品をめぐる騒動を描いた時代劇ミュージカル。片岡千恵蔵の急病による企画変更で急きょ撮られたが、筆名で脚本を担当したマキノ正博が敏腕を振い娯楽映画の真骨頂を発揮した。1967年の返還希望リストに挙げられていたが、第一次返還時に未着となった唯一の劇映画で、第二次で改めて送付を依頼した作品である。
(以上、国立映画アーカイブの解説より)

 再々々見。
 何度見てもおもしろい。歌う楽曲は17~18曲ぐらい。主旋律をアレンジして別の人物が歌うのも含めてだが。それでも、最初から最後まで音楽や歌が流れっぱなし。ディック・ミネ服部富子が歌うのは歌手だから当たり前。片岡千恵蔵市川春代も歌い、ディック・ミネの家来たちや服部富子の取り巻きたちも歌う。そして志村喬の歌のうまさには惚れ惚れする。
2023年12月1日(金)鑑賞

       スタッフ
監 督        マキノ正博
脚 本        江戸川浩二
撮 影        宮川 一夫
助撮影        牧浦 地志
設 計        角井嘉一郎
装 置        長谷川繁吉
オペレッタ構成    島田 磬也
録 音        石原 貞光
照 明        松本 源蔵
編 集        宮本 信夫
作 詩        島田 磬也
作編曲        大久保徳二郎
音楽指揮       大久保徳二郎
助監督        羽田 守久
剣 導        足立伶二郎
公開年月日:1939.12.14
上映時間:69分
カラー/スタンダード/35mm
製作会社:日活京都
配給:日活

       キャスト
片岡千恵蔵      浅井禮三郎
市川 春代      狂斎の娘・お春
服部 富子      香川屋の娘・おとみ
深水 藤子      満右ェ門の娘・藤尾
志村  喬      志村狂斎(お春の父親)
香川 良介      香川屋惣七(おとみの父親・大商人)
遠山  満      遠山満右ェ門(藤尾の父親)
尾上 華丈      道具屋六兵衛
ディック・ミネ    峯澤丹波
石川 秀道      松田松助(丹波守の家臣)
楠 栄三郎      杉浦(丹波守の家臣)
近松竜太郎      檜山(丹波守の家臣)
福井松之助      武林(丹波守の家臣)
富士 咲実      柳川(丹波守の家臣)
大崎 史郎      椿(丹波守の家臣)
小林 三夫      三吉(香川屋の奉公人でおとみの付き人)
藤村平三郎      炭屋の若旦那
竹林大八郎      小間物屋の若旦那
嵐 壽之助      酒屋の次男坊
阪東薪太郎      米屋の息子
石丸 三平      乾物屋の息子
河瀬昇二郎      お医者さん(藤尾の「恋の病」を見抜く)

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