フィルムセンターにて、『ハナコサン(ハナ子さん)』(東宝1943:マキノ正博)を見る。500円。
戦争中に作られたとは思えないくらいのほがらかさ!見ていて、本当に楽しい作品である。
万華鏡のようなバズビー・バークレーのダンスシーンが見られるとは、嬉しくなってしまう。ほんとに昔の人たちは、新しいものを取り入れることに関して、貪欲で研究熱心だったんだなあ、と感心してしまう。
この作品、やせている轟夕起子を見られる最後のものかな。ともあれ、みんな歌っていて、山根壽子の歌声まで聞けて大満足でした。