以上、『日本春歌考』(1967:大島渚)より
『日本春歌考』(1967:大島渚)を、国立映画アーカイブ小ホールにて見る。4月11日(火)から始まった「没後10年 映画監督 大島渚」の1本。310円。
日本春歌考(103分・35mm・カラー)
大学受験のため上京した若者4人は、教師(伊丹)の死をきっかけに性欲と妄想を解き放つ。添田知道の著作「日本春歌考」に着想を得た大島は、春歌、朝鮮人慰安婦の歌などをもって、そこに刻みこまれた存在と歴史を召喚し、紀元節に象徴される国家の虚構性を解体する。シンガーソングライターの荒木一郎や自由劇場のメンバーを迎え、各シーンは登場人物に関する簡単なイメージをもとに現場で即興的に作り上げられた。
以上、国立映画アーカイブの解説より
最初に見たのは、1970年10月、宮城学院女子大学映画部主催の自主上映会にて。100円。
当時はまるっきり気が付かなかったが、宮本信子は居酒屋で伊丹十三の側にべったり。出会いはこの作品だったのかな、、、。
益田ひろ子も全然わからなかったが、今回調べたら、俳優座養成所15期生であった。ちなみに、吉田日出子と串田和美は俳優座養成所14期生。
紀元節反対のデモ行進シーンは1967年2月11日の東京で大雪が降った時。大学構内は上智大学かな? 運動場は丸ノ内線から見える上智大学のグランドに似ているが、、。
2023年4月28日(金)鑑賞
スタッフ
監 督 大島 渚
脚 本 田村 孟
〃 佐々木 守
〃 田島 敏男
〃 大島 渚
原 題 添田 知道
製 作 中島 正幸
撮 影 高田 昭
美 術 戸田 重昌
音 楽 林 光
録 音 西崎 英雄
照 明 中村 明
編 集 浦岡 敬一
スチル 吉岡 康弘
装 飾 荒川 大
助監督 安井 治
製作補 山口 卓治
効 果 フリッププロ
現 像 東洋現像所
協 力 劇団代々木小劇場
〃 蝸牛出版株式会社
〃 新興楽譜株式会社
公開年月日:1967.02.23
上映時間:103分
カラー/シネスコ/35mm
製作会社:創造社
配給:松竹
キャスト
荒木 一郎 中村豊秋
岩淵 孝次 上田秀男
串田 和美 広井克巳
佐藤 博 丸山耕司
田島 和子 藤原眉子
伊丹 一三 大竹先生
小山 明子 谷川高子
吉田日出子 金田幸子
宮本 信子 里見早苗
益田ひろ子 池田智子
水原 英子
斉藤 憐
清水 絋治
中村 方隆
古川 義範
溝口 舜亮
広瀬 武司
マグマックス・ファイブ
ヴェーグランド・クヮルテット
ロンサム・トラベラーズ
ザ・ペニーズ
観世 栄夫(特別出演)
福田 善之( 〃 )
小松 方正( 〃 )
渡辺 文雄( 〃 )
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