以上、「アジアの曙 第二話」(1964:大島渚)より
「アジアの曙 第二話」(1964:大島渚)を、国立映画アーカイブ小ホールにて見る。4月11日(火)から始まった「没後10年 映画監督 大島渚」の1本。310円。同時上映「アジアの曙 第三話」。
アジアの曙 第二話(54分・DCP・白黒)
エリートの道を歩む中山は、井戸川少佐(久米)の仲人により康子(小山)と結婚する。他方、日本に残った革命派留学生の周育賢(戸浦)の恋人・幸子(松本)は政治犯として逮捕される。中山は、李から革命への参加を要請する電報を受け取り、陸軍大学校を自主退学して中国へ渡る。各話の冒頭には、前話までのあらすじを説明するナレーションが入っている。
以上、国立映画アーカイブの解説より
初見。
士官学校から陸軍大学校と同期の伊瀬知に扮した平田守がコメディーリリーフとしてひとり頑張っている。よく見る名前で、何か記憶のどこかに引っ掛かりがあるな、と調べたら。『メゾン・ド・ヒミコ』(2005:犬童一心)のルビイ役の歌澤寅右衛門であった。1981年前後あたりから平田守から歌澤寅右衛門に改名したようだ。
中山は、結婚し長男が生まれたことにより、中国へ渡る決意を固める。白紙答案を提出して、退校処分となり、単身大陸へ。
2023年5月14日(日)鑑賞
スタッフ
監 督 大島 渚
プロデューサー 中島 正幸
〃 島村 達芳
原 作 山中峯太郎「実録・アジアの曙」
脚 本 佐々木 守
〃 田村 孟
撮 影 菱田 誠
音 楽 司 一郎
美 術 今 保太郎
〃 小島 初雄
照 明 久米 成男
編 集 浅井 弘
助監督 片桐 直樹
プロデューサー補 山口 卓治
解 説 加藤 武
製作:創造社、国際放映、TBS
1964年12月16日(水)21:30~22:30放映
上映時間:54分
モノクロ/スタンダード/DCP
キャスト
御木本伸介 中山峯太郎
佐藤 慶 李烈鈞
戸浦 六宏 周育賢
松本 典子 佐伯幸子(周育賢の恋人)
小山 明子 榊原康子(→中山の妻)
久米 明 井戸川少佐
平田 守 伊瀬知(士官学校の同期、長州出身)
? 士官学校の同期で薩摩出身
青野 平義 康子の父
川上 夏代 康子の母
? 陸軍大学校総長
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