以上、「アジアの曙 第九話」(1965:大島渚)より
「アジアの曙 第九話」(1965:大島渚)を、国立映画アーカイブ小ホールにて見る。4月11日(火)から始まった「没後10年 映画監督 大島渚」の1本。310円。同時上映「アジアの曙 第八話」。
アジアの曙 第九話(53分・DCP・白黒)
南昌に入城した革命軍に地元の財閥から資金提供の申し出があるが、労働者たちは反発する。一方、革命に全てを捧げる中山は、康子に対して幸子を連れてすぐに帰国するよう説得するが、睦まじい夫妻の姿に令鈴は秘かな恋心を砕かれる。そして、中山は少人数で敵軍に夜襲をかけて失敗し、十万の大軍に囲まれた革命軍は抗戦か撤退かで議論する。李は抗戦を主張して多数決で支持されるが、負け戦を避けて撤退すべきという意見の中山たちと袂を分かつことになる。
以上、国立映画アーカイブの解説より
初見。
令鈴が中山に妻がいるということを知るのが第八話。思わず笑ってしまうくらい脳天気。その反動からか、今回は趙仲実の弟分と一夜をともにしてしまう。令鈴に扮した立川さゆりが魅力的に見えたのは第一話だけ。あとはイマイチどころかイマニぐらいかな。あと、四話あるけど、果たして見せ場はあるのか。
ラストは、陳元竜が率いる10万の大軍に囲まれた末に、南昌から撤退する中山、何子奇、林虎、黒炎児、郁栄、たち。それを見送る康子、、、。つづく。
2023年5月21日(日)鑑賞
スタッフ
監 督 大島 渚
プロデューサー 中島 正幸
〃 島村 達芳
原 作 山中峯太郎「実録・アジアの曙」
脚 本 佐々木 守
〃 石堂 淑郎
撮 影 菱田 誠
音 楽 司 一郎
美 術 今 保太郎
〃 小島 初雄
照 明 久米 成男
編 集 浅井 弘
助監督 片桐 直樹
プロデューサー補 山口 卓治
解 説 加藤 武
製作:創造社=国際放映=TBS
1965年2月3日(水)21:30~22:30放映
上映時間:57分
モノクロ/スタンダード/DCP
キャスト
御木本伸介 中山峯太郎
小山 明子 中山康子(妻)
佐藤 慶 李烈鈞
立川さゆり 令鈴(李烈鈞の妹)
椎原 邦彦 田応詔
松本 典子 佐伯幸子(死んだ周育賢の恋人)
小松 方正 何子奇将軍
芳村 真理 郁栄(革命軍)
市川 好郎 黒炎児(革命軍)
寺島 幹夫 趙仲実(労働者たちのリーダー)
日恵野 晃 斉藤竜雄(新聞記者)
観世 栄夫 林虎将軍(革命軍)
成瀬 昌彦 徐海東(南昌の財閥)
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