以上、『銀座の恋の物語』(日活1962:藏原惟繕)より
『銀座の恋の物語』(日活1962:藏原惟繕)を、国立映画アーカイブ(NFAJ)長瀬記念ホール OZUにて見る。「逝ける映画人を偲んで 2021-2022」特集の1本。310円。
銀座の恋の物語(93分・35mm・カラー)
追悼:(衣裳デザイン)森英恵、(出演)ジェリー藤尾(宮本修二)
同名ヒット曲をもとに、若き画家(石原)と洋裁店の御針子(浅丘)とのロマンスを軸に銀座の裏町の青春群像を描く。森英恵は、1954年から日活を皮切りに各社の衣裳デザインをノンクレジットも含めて数百本手がけ、「登場人物を理解し、衣装でどう表現するかは、難しくもあり、面白い仕事でした」と述懐している。
(以上、国立映画アーカイブの解説より)
最初に見たのは1977年3月、以降今回で何度目になるか、、、。
山田信夫の永遠のヒロイン・典子は今作では江利チエミの役名だった。
「永遠の愛はまぼろしだ」という宮本のセリフは、『憎いあンちくしょう』(1962:藏原惟繕)の芦川いづみと小池朝雄の文通愛に受け継がれている。また、バンド仲間の織田俊彦は、日活ロマンポルノが始まると、主演女優の相手役になったり、一躍準主演クラスになった。見れば見るほど、奥深く新しい気づきもあり、楽しい。
2023年7月4日(火)鑑賞
スタッフ
監 督 蔵原 惟繕
脚 本 山田 信夫
〃 熊井 啓
企 画 水の江滝子
撮 影 間宮 義雄
美 術 松山 崇
音 楽 鏑木 創
主題歌「銀座の恋の物語」
作詞:大高ひさを
作曲:鏑木 創
歌唱:石原裕次郎、牧村旬子
「東京の日曜日」
作詩:大高ひさを
作曲:鏑木 創
唄:石原裕次郎
挿入歌「ノッポの彼氏とオチビの彼女」
作詩・作曲:高島忠夫
唄:江利チエミ
録 音 福島 信雅
照 明 藤林 甲
編 集 鈴木 晄
スチール 井本 俊康
助監督 西村昭五郎
製作主任 亀井 欽一
色彩計測 竹内 茂三
現 像 東洋現像所
公開年月日:1962.03.04
上映時間:93分
カラー/シネスコ/35mm
製作会社:日活
配給:日活
キャスト
石原裕次郎 伴次郎(売れない画家)
浅丘ルリ子 秋山久子(洋装店「銀座屋」の加工部(4階)のお針子
ジェリー藤尾 宮本修二(ジャズピアニスト)
江利チエミ 関口典子(新米婦人警官)
清水 将夫 春山(画廊と画材の店「春山堂」の主人)
深江 章喜 沢村(ペテン師)
清川 虹子 お松(焼き芋屋
高品 格 武さん(たこ焼き屋)
牧村 旬子 柳井樹理(ジャズシンガー、宮本の恋人・マリ)
河上 信夫 源六(車夫)
三崎千恵子 秀子(ナイトクラブ「シャンゼリゼ」のママ)
和泉 雅子 キン子(洋装店「銀座屋」のお針子の見習い)
南風 洋子 洋装店「銀座屋」のマダム
新井 麗子 須藤女史(洋装店「銀座屋」の主任)
守屋 徹 橋本(宮本のバンド仲間のベース奏者)
織田 俊彦 尾形(宮本のバンド仲間のサックス奏者)
石崎 克巳 池田(宮本のバンド仲間のドラム奏者)
千代 侑子 弘美(銀座の不良娘リーダー)
金井 克予 千枝(弘美の仲間)
葵 真木子 新人歌手・佐和ララ子(ジャズ喫茶「テキサス」で歌う前に関口典子に帽子と首飾りを渡しトイレに入る)
星 ナオミ 芸者(人力車のお客)
小島 忠夫 トランペットの青年
木浦 佑三 佐藤(次郎の友人、舞台芸術家)
下絛 正巳 医者(記憶を失った久子を診察する)
神山 勝 男A(ウイスキー偽造グループの男)
古田 祥 男B(ウイスキー偽造グループの男)
林 茂朗 男C(ウイスキー偽造グループの男)
峰 三平 宮本のピアノを回収に来る月賦屋
紀原 土耕 ピアノのを回収に来る月賦屋の部下
花村 典昌 吉本(「現代美術社」社員)
松下 達夫 清水部長(「現代美術社」社員)
井上 昭文 東北弁の数寄屋橋交番巡査
山之辺潤一 刑事
深水 吉衛 主任刑事
広瀬 優 ジャズ喫茶「テキサス」の司会者
鈴村 益代 “井沢涼子(記憶を失った久子)”の住むアパートのおかみさん
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