ぴくちゃあ通信

日本映画をメインにしたブログです。東宝映画を中心に古い作品から新しい作品まで、時には俳優を中心に話を展開します。

『東京マダムと大阪夫人』(松竹大船1953:川島雄三)






以上、『東京マダムと大阪夫人』(松竹大船1953:川島雄三)より


 『東京マダムと大阪夫人』(松竹大船1953:川島雄三)を、国立映画アーカイブ(NFAJ)長瀬記念ホール OZUにて見る。「月丘夢路 井上梅次 100年祭」特集の1本。310円。
東京マダムと大阪夫人(97分・35mm・白黒)
 「東京マダム」(月丘)と「大阪夫人」(水原)が、マダムの妹(芦川)と夫人の弟(高橋)の仲をめぐって競い合う。お喋りが止まらない東京郊外の社宅「あひるヶ丘」を舞台に、憧れの家電・洗濯機をめぐる妻同士の張り合いや女房の尻に敷かれている亭主など、戦後世相を反映した群像劇が歯切れのいいテンポで展開される。
(以上、国立映画アーカイブの解説より)

 再見。
 東京マダムの月丘夢路と大阪夫人の水原真知子がメインではあるが、脇の丹下キヨ子のあひるカ丘夫人たちやその旦那である会社員生活もシニカルに描いている。高橋貞二をめぐっての芦川いづみ北原三枝の恋愛バトルも楽しい。あひるカ丘夫人たちのおしゃべりに、アヒルの鳴き声をかぶせる手法もこれまた楽しい。
2023年11月21日(火)鑑賞

       スタッフ
監 督        川島 雄三
脚 色        富田 義朗
原 作        藤沢 桓夫「婦人生活」連載
製 作        山口松三郎
撮 影        高村倉太郎
美 術        逆井清一郎
音 楽        木下 忠司
録 音        高懸 義人
照 明        荒井 公平
編 集        浜村 義康
撮影助手       小杉 正雄
照明助手       門松  惠
美術装置       山本金太郎
美術装飾       島田丑太郎
録音助手       吉田庄太郎
録音技術       沼上 精一
衣 裳        田口よし江
現 像        中原 義雄
監督助手       柳沢 類寿
進 行        新井 勝次
協 賛        富士航空株式会社
公開年月日:1953.10.07
上映時間:96分
モノクロ/スタンダード/35mm
製作会社:松竹大船
配給:松竹

       キャスト
月丘 夢路      伊東美枝子(東京マダム)
水原真知子      西川房江(大阪夫人)
高橋 貞二      田村八郎(空の男、宣伝飛行機の操縦士、房江の弟)
三橋 達也      伊東光雄(伊東さん、美枝子の夫)
大坂 志郎      西川隆吉(西川さん、房江の夫)
北原 三枝      星島百々子(山の手のお嬢さん)
芦川いづみ(S.K.D)    丹下康子(下町の嫁さん、美枝子の妹)
坂本  武      丹下忠一(頑固なお父さん、「傘忠」主人、美枝子・康子の父親)
多々良 純      秋元人事課長(恐妻家の課長さん)
丹下キヨ子      秋元夫人(あひる夫人)
毛利 菊枝      田村雪江(大阪のおばあちゃん、房江・八郎の母親)
奈良 真養      星島専務(〇〇紡績)
滝川美津枝      星島千代子(専務夫人、百々子の母親)
竹田 法一      社員・権田原→大阪の居酒屋亭主)
桜 むつ子      あひるカ丘の夫人(権田原夫人、大阪の居酒屋女将)
小藤田正一      社員・オカダ(酒席で取っ組み合い)
永井 達郎      社員・アベ(酒席で取っ組み合い)
草香田鶴子      あひるカ丘の夫人
槙 芙佐子      あひるカ丘の夫人
水木 涼子      あひるカ丘の夫人(アベ夫人)
大杉 陽一      洗濯機配達人
高  友子      おしゃべりな〇〇紡績会社社員
阿南 純子
長船フジヨ
長尾  寛
河村百合子
遠山 文一
渡  規子
青木 富夫      富士航空の事務所所員
稲川 忠完      吉川徳平(「傘忠」の番頭)
高橋 豊子      春本夫人(新任人事課長夫人)

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