
『男子有情』(大宝映画1941:石田民三)を、国立映画アーカイブ(NFAJ)長瀬記念ホール OZUにて見る。4月7日(火)から始まった「発掘された映画たち2026」特集の1本。1100円。
男子有情<だんしうじょう>(90分・35mm・白黒)
自由民権運動が再び活発化した明治19年、東京の街頭で幕藩政治への抵抗歌「演歌」を歌って庶民に訴える島田(岡)ら3人の血気盛んな塾生がいた。彼らは塾長から将来を嘱望され、その足がかりとして新聞社の懸賞論文への応募を求められていた。だが島田は、想いを寄せるしげ代(花井)を救おうとして殺人事件の容疑者となり、裁判にかけられる。明治の時代の気風と演歌の七五調のリズムを巧みに取り込んだ娯楽作。東宝所蔵原版からのニュープリント。
1941(大宝映画)(監)石田民三(脚)八住利雄(撮)河崎喜久三(美)河東安英(音)清田茂(出)岡讓二、黒川彌太郎、花井蘭子、石田一松、西川壽美、濱路良子
(以上、国立映画アーカイブの解説より)
石田民三のミューズ・花井蘭子を見ているだけで心豊かになる。その彼女を思うばかりに、身代わりの殺人犯になる岡譲治。二人の勘違いから展開する事柄も、一気に氷解するラスト。でも、二人の恋の行方をことさら描かずとも、見るものに思いをゆだねる、終わり方。粋である。
2026年4月12日(日)鑑賞
スタッフ
演 出 石田 民三
脚 本 八住 利雄
音 楽 清田 茂
撮 影 河崎喜久三
照 明 丸川 武郎
装 置 河東 安英
録 音 樋口 智久
編 集 畑 房雄
演出助手 川西 正義
製 作 竹井 諒
製作主任 桐山 旬
現 像 三谷 栄三
伴 奏 P.C.L.管絃楽團
製作年:1941
公開年月日:1941.08.21
上映時間:90分(9巻)
モノクロ/スタンダード/35mm
製作会社:大宝映画
配給:東宝映画
キャスト
岡 譲二 島田剛太郎
石田 一松 戸川文蔵
黒川弥太郎 谷山五郎
花井 蘭子 しげ代
進藤英太郎 定助(長屋の住人)
永井 柳筰 伊良房人(しげ代の父親?)
瀬川路三郎 永倉武平(金貸し)
尾上栄二郎 熊井久吉(金貸しの手代)
下田 猛 馬場先生
寺島 貢 安田魁石
原 文雄 代言人(弁護士)
三田 國夫 新聞記者
山島 秀二 新聞記者
大谷 友彦 金を借りた男
井上 忠美 巡査
渡 草二 巡査
川原市太郎 刑事
松田 新 警部
谷山 光 裁判長
若月 輝夫 長屋の男
桜井美智夫 長屋の男
西川 壽美 菊恵(金貸しの娘)
一ノ宮敦子 おのぶ(飲み屋の酌婦)
三條利喜江 園枝(馬場先生の妻)
浜路 良子 煙草屋のおばさん
多賀 千恵 お春
伊井 吟子 おまつ
衣川 恵美 おきん
鳥羽恵美子 長屋の女
成瀬富士子 長屋の女
一ツ橋照子 長屋の女
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