以上、『太陽の墓場』(松竹大船1960:大島渚)より
『太陽の墓場』(松竹大船1960:大島渚)を、国立映画アーカイブ小ホールにて見る。4月11日(火)から始まった「没後10年 映画監督 大島渚」の1本。310円。
太陽の墓場(88分・35mm・カラー)
『青春残酷物語』の好評を受けて提案された続篇的作品の製作を断り、大阪・釜ヶ崎を舞台に愚連隊、売血、戸籍の売買などを行いながら生き延びる人々とそこに鬱積する暴力とエネルギーを描いた群集劇。急ピッチで製作を進めるため、大島は石堂淑朗と初めて共同で脚本を執筆した。ヒロインを演じた型破りな新人女優・炎加世子の登場も話題を呼んだ。
以上、国立映画アーカイブの解説より
初めて見たのは、1970年代、その後1回見たかどうか、、、。
『愛と希望の街』には鰐淵晴子がヒロインとして出演予定。彼女はその条件として、少年が就職して幸せになるような脚本の改訂を要求。大島渚は突っぱねて交渉決裂。
『太陽の墓場』の時は、会社側が桑野みゆきの出演を要求。けれど、桑野の父親が『青春残酷物語』のような作品には二度と出演させない、と強硬に主張して出演はなくなった。
もし、二人がそれぞれの作品に出ていたら、と思うと、、、。
2023年4月19日(水)鑑賞
スタッフ
監 督 大島 渚
脚 本 大島 渚
〃 石堂 淑朗
製 作 池田 富雄
撮 影 川又 昂
美 術 宇野 耕司
音 楽 真鍋理一郎
録 音 栗田周十郎
照 明 佐藤 勇
編 集 浦岡 敬一
装 置 山本金太郎
装 飾 鈴木八州雄
撮影助手 舎川 芳次
撮影渉外 大橋 克
照明助手 高橋 利夫
録音技術 堀川 修造
録音助手 日向 国雄
監督助手 石堂 淑郎
現 像 東洋現像所
色彩技術 坂巻 佐平
衣 装 栗本 弘美
進 行 沼尾 鈞
公開年月日:1960.08.09
上映時間:87分
カラー/シネスコ/35mm
製作会社:松竹大船
配給:松竹
キャスト
炎 加世子 花子
津川 雅彦 信(愚連隊信栄会会長)
佐々木 功 武(信栄会の新入り)
川津 祐介 ヤス(信栄会会員)
伴 淳三郎 寄せ松(花子の父親)
渡辺 文雄 寄せ平(朝鮮人)
藤原 釜足 バタ助
北林 谷栄 ちか(バタ助の妻)
小沢栄太郎 動乱屋(元軍人の国粋主義者)
小池 朝雄 色目鏡(動乱屋の黒幕)
羅生門 大男
浜村 純 村田吾郎(元衛生兵の採血屋)
佐藤 慶 坂口(闇で採血を始める医者)
戸浦 六宏 マサ(信栄会副会長)
松崎慎二郎 片目の竜(信の右腕)
中原 功二 辰夫(武と一緒に信栄会に入る)
吉野 憲司 ポン太(ヤスの弟分)
清水 元 大浜組の親分
永井 一郎 ヤリ
糸久 ケイマ
宮島安芸男 古道具屋のおやじ
田中 謙三 ソバヤのおやじ
曽呂利裕平 ルンペンA
小松 方正 ルンペンB
茂木みふじ ズべ公
山路 義人 ドヤの主人
田中 邦衛 泥棒
富永 ユキ 犯された女学生
檜 伸樹 犯された女学生の連れ
左 卜全 バタ屋
安田 昌平 巡査
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