ぴくちゃあ通信

日本映画をメインにしたブログです。東宝映画を中心に古い作品から新しい作品まで、時には俳優を中心に話を展開します。

「アジアの曙 第五話」(1964:大島渚)


以上、「アジアの曙 第五話」(1964:大島渚)より


 「アジアの曙 第五話」(1964:大島渚)を、国立映画アーカイブ小ホールにて見る。4月11日(火)から始まった「没後10年 映画監督 大島渚」の1本。310円。同時上映「アジアの曙 第四話」。

アジアの曙 第五話(53分・DCP・白黒)
 革命軍を率いる李が九江のイギリス租界へ武器調達に出向いた留守中、中山は皆の反対を押し切って湖口要塞から革命軍を撤退させ、敵の襲撃をかわして兵力を温存する。劉師団を率いる劉親子(柳生、加藤)を味方につけようと中山が説得するが、交戦を望まない彼らは兵を革命軍に引き渡して戦線を離脱。一方、康子には新聞記者の斎藤(日恵野)が随行し、揚子江を船で遡る。
以上、国立映画アーカイブの解説より
 
 初見。
 劉師団長(柳生博)の母親・加藤治子が異色である。戦争を好まない平和的な思考。わが子への盲目的な愛。あげくの果てに、師団の兵たちを革命軍に手渡して、親子手に手を取り合って逃亡してしまう。大島渚は6歳のころに父親に死に別れて以後、母親のみの愛情で育った環境。それが、このエピソードに反映されているのかな?
2023年5月14日(日)鑑賞

       スタッフ
監 督        大島  渚
プロデューサー    中島 正幸
 〃         島村 達芳
原 作        山中峯太郎「実録・アジアの曙」
脚 本        佐々木 守
 〃         田村  孟
撮 影        菱田  誠
音 楽        司  一郎
美 術        今 保太郎
 〃         小島 初雄
照 明        久米 成男
編 集        浅井  弘
助監督        片桐 直樹
プロデューサー補   山口 卓治
解 説        加藤  武

製作:創造社、国際放映、TBS
1965年1月6日(水)21:30~22:30放映
上映時間:53分
モノクロ/スタンダード/DCP

       キャスト
御木本伸介      中山峯太郎
小山 明子      中山康子(妻)
佐藤  慶      李烈鈞
戸浦 六宏      周育賢
立川さゆり      令鈴(李烈鈞の妹)
椎原 邦彦      田応詔
浜田 寅彦      黄興(革命軍のリーダー)
小松 方正      何子奇(湖口要塞の将軍)
芳村 真理      郁栄(革命軍)
市川 好郎      黒炎児(革命軍)
柳生  博      劉世訓(劉師団長)
加藤 治子      劉菊芳(劉世訓の母親)
日恵野 晃      斉藤竜雄(新聞記者)
佐野 浅夫      八田徳兵衛(日本人の顔役)
陶   隆      袁世凱軍の隊長

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