以上、「アジアの曙 第四話」(1964:大島渚)より
「アジアの曙 第四話」(1964:大島渚)を、国立映画アーカイブ小ホールにて見る。4月11日(火)から始まった「没後10年 映画監督 大島渚」の1本。310円。同時上映「アジアの曙 第五話」。
アジアの曙 第四話(57分・16mm・白黒)
1913年、袁世凱を打倒する第二革命を起こした革命軍は、江西省の独立のため金鶏波要塞を攻めようとするが、日本を嫌う郁英(芳村)は中山に反発する。他方、東京の康子は井戸川少佐のはからいで憲兵隊から釈放され、中山を探すため中国へ単身旅立つ。そして、湖口要塞の何子奇将軍(小松)が革命軍に加わるが、歓迎の宴席で犠牲者が出る。
以上、国立映画アーカイブの解説より
初見。
何子奇将軍が主催した宴席で酒に毒を盛られ、周育賢が犠牲となる。第二話では恋人の幸子が憲兵隊の拷問により流産したあげくに気がふれてしまう。何とも哀れなカップルであった。
第四話から登場した日和見な何子奇将軍がもっぱら笑いを誘い、これからのキーマンになりそう。
2023年5月14日(日)鑑賞
スタッフ
監 督 大島 渚
プロデューサー 中島 正幸
〃 島村 達芳
原 作 山中峯太郎「実録・アジアの曙」
脚 本 佐々木 守
〃 田村 孟
撮 影 菱田 誠
音 楽 司 一郎
美 術 今 保太郎
〃 小島 初雄
照 明 久米 成男
編 集 浅井 弘
助監督 片桐 直樹
プロデューサー補 山口 卓治
解 説 加藤 武
製作:創造社、国際放映、TBS
1964年12月30日(水)21:30~22:30放映
上映時間:57分
モノクロ/スタンダード/16mm
キャスト
御木本伸介 中山峯太郎
小山 明子 中山康子(妻)
佐藤 慶 李烈鈞
戸浦 六宏 周育賢
立川さゆり 令鈴(李烈鈞の妹)
椎原 邦彦 田応詔
久米 明 井戸川少佐
浜田 寅彦 黄興(革命軍のリーダー)
小松 方正 何子奇(湖口要塞の将軍)
芳村 真理 郁栄(革命軍)
市川 好郎 黒炎児(革命軍)
日恵野 晃 斉藤竜雄(新聞記者)
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