以上、『青春かけおち篇』(松竹1987：松原信吾)より
『青春かけおち篇』(松竹1987：松原信吾)を、国立映画アーカイブ(NFAJ)長瀬記念ホール OZUにて見る。「逝ける映画人を偲んで 2021-2022」特集の１本。310円。
青春かけおち篇(96分・35mm・カラー)
追悼：(監督)松原信吾、(調音)松本隆司
つかこうへい原作・脚本による恋愛喜劇。康夫(風間)は恋人のセツ子(大竹)と結婚して無為な生活から抜け出そうとするが、そこにセツ子を想い続けていたという貿易商(田中)が現れる。『なんとなく、クリスタル』(1981)で監督デビューした松原信吾はこの作品を最後に松竹を退社、師事していた木下惠介のプロダクションに所属し、多数のTVドラマを手がけた。調音の松本隆司は、『男はつらいよ』シリーズなどを支えた松竹を代表する録音技師で、後進育成にも尽力した。
(以上、国立映画アーカイブの解説より)
封切り以来の再見。
松原信吾は『なんとなく、クリスタル』(1981)、『青春かけおち篇』(1987)、『築地魚河岸三代目』(2008)の３本しか撮っていないので、その持味はよくわからない。この『青春かけおち篇』もつかこうへいの舞台的展開がすべてのような気がして、映画的処理があまりみられない。二人がかけおちする瞬間あたり、映像に工夫というか遊びのような空間移動も必要だったのでは、、、。
2023年８月４日(金)鑑賞
スタッフ
監 督 松原 信吾
脚本・原作 つかこうへい
企画協力 奥山 和由
プロデューサー 名島 徹
〃 小坂 一雄
撮 影 長沼 六男
美 術 横山 豊
音 楽 つのだひろ
音楽プロデューサー 天翔 陽子
音楽コーディネーター 坂井 洋一
主題歌「涙の色」(フィリップ・レコード)
作詞 竹花いち子
作曲 亀井登志夫
歌 内藤やす子
録 音 島田 満
照 明 佐久間丈彦
編 集 鶴田 益一
助監督 長尾 啓司
スチール 金田 正
製作担当 小松 譲
撮影助手 池谷 秀行
〃 栗田 満
〃 近森 真史
〃 渡辺 純一
照明助手 若林 廣三
〃 大野 昇
〃 高橋 義男
〃 田代 保
〃 中川 孝一
〃 松本 勝治
美術助手 太田喜久男
装 置 石渡敬之助
装置助手 森 篤信
〃 近藤 昇
装 飾 磯崎 昇
装飾助手 山沢 克明
編集助手 松浦 和也
〃 矢島 孝
録音助手 今井 康雄
〃 高橋 和久
〃 岸田 和美
〃 鈴木 ■史
調 音 松本 隆司
効 果 吉村 龍美
〃 高橋 正雄
技 術 堀川 修造
〃 千田 正芳
〃 佐藤 義人
監督補 横堀 幸司
〃 岩田 均
〃 小野里政之
衣 装 松竹衣裳
結 髪 八木かつら
〃 アートメーク・トキ
スタイリスト 葛西 充子
現 像 東京現像所
オプチカル 石川 智弘
芸 文 小松 哲夫
記 録 桜木 光子
進 行 仁多見博志
進行助手 内山 雅博
協 力 MAX FACTOR
〃 Primsmos
〃 FACE 〓〓
〃 PLAYBOY P&B
〃 ナショナル商事
〃 横浜そごう
〃 Canon
〃 Bassano
〃 ブティックBCB9
〃 鈴乃屋
〃 Juvcntus
〃 角川書店
公開年月日：1987.02.07
上映時間：96分
カラー／ビスタ／35mm
製作会社：松竹
配給：松竹
キャスト
風間 杜夫 康夫
大竹しのぶ 北城七ツ子
田中 健 早乙女
杉浦 直樹 北城和夫
岸田今日子 北城則子
柄本 明 松田(早乙女の運転手)
渡辺えり子 タケ子(旅館の仲居)
永島 敏行 義郎(康夫の弟)
酒井 敏也 板前(タケ子の亭主)
名古屋 章 留吉(康夫の父親)
正司 歌江 旅館の女将
藤井 洋八
アパッチ・けん 北城が経営するレストランのコック
重松 収
清水 宏
飯島 大介
増田 再起
小森 英明
羽生 昭彦
有田 麻里
五十嵐美恵子
光 映子
谷 よしの
今井 里美
由良 宣子
和気 香子
斉藤 朋子
根津 聖子
田中喜美子
柏木 七穂
米岡 功樹
西本 昌弘
岩沢 正益
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