以上、『母を恋はずや』(松竹蒲田1934:小津安二郎)より
『母を恋はずや』(松竹蒲田1934:小津安二郎)を、国立映画アーカイブ(NFAJ)長瀬記念ホール OZUにて見る。「TIFF/NFAJ クラシックス 小津安二郎監督週間」特集の1本。1100円。
母を恋はずや
A Mother Should Be Loved
(71分・24fps・35mm・無声・白黒・不完全)
千恵子(吉川)は女手ひとりで二人の息子を育てあげるが、大学に進んだ長男の貞夫(大日方)は、千恵子が実の母でないことを知る。没落してゆく一家の物語に異母兄弟の設定を重ね合わせ、複雑な味わいを与えている。現存するのは冒頭とラストの巻が欠落した不完全版。原作の小宮周太郎は小津のペンネーム。
(以上、国立映画アーカイブの解説より)
再々見。
第36回東京国際映画祭2023との共催なので、いつもより高額な料金。いつも310円で見ていた人たちは、ごっそりと来なくなって、閑散としていた。
小津安二郎と実母との関係性が色濃く反映されているような気がしてならない。
2023年10月25日(水)鑑賞
スタッフ
監 督 小津安二郎
構 成 野田 高梧
脚 色 池田 忠雄
脚色補助 荒田 正雄
原 作 小宮周太郎
撮 影 青木 勇
公開年月日:1934.05.11
上映時間:93分
モノクロ/スタンダード/35mm
製作会社:松竹キネマ(蒲田撮影所)
配給:松竹
キャスト
吉川 満子 母・千恵子
岩田 祐吉 父・梶原氏
大日方 伝 貞夫
加藤 清一 少年時代の貞夫
三井 秀男 幸作
野村 秋生 少年時代の幸作
奈良 真養 岡崎
青木しのぶ 岡崎夫人
光川 京子 ベーカリーの娘・和子
笠 智衆 服部
逢初 夢子 光子(チャブ屋)
松井 潤子 らん子(チャブ屋)
飯田 蝶子 掃除婦(チャブ屋)
西村 青児 貞夫の担任先生
坂本 武 学校の小使い
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