ぴくちゃあ通信

日本映画をメインにしたブログです。東宝映画を中心に古い作品から新しい作品まで、時には俳優を中心に話を展開します。

『死の十字路』(日活1956:井上梅次)







以上、『死の十字路』(日活1956:井上梅次)より


 『死の十字路』(日活1956:井上梅次)を、国立映画アーカイブ(NFAJ)長瀬記念ホール OZUにて見る。「月丘夢路 井上梅次 100年祭」特集の1本。310円。
死の十字路(101分・BD・白黒)
 妻(山岡)を思わず殺してしまった伊勢(三國)は、死体をダムに沈め、完全犯罪を成し遂げようとするが、その途中、偶然から彼の車にもう一つの死体がころがり込む。原作「十字路」を代筆したことで知られる渡辺剣次が結末に大幅な変更を加えてシナリオ化。被写体との距離を自由自在に変えるキャメラが異様な緊張感を漂わせる。
(以上、国立映画アーカイブの解説より)

 再見。
 死体を運ぶ道中、ひとつひとつの動作がすべて、スリリング。見ている方としては、ハラハラドキドキの連続。ほら、早く運べ、ああ追突事故、、。などと、思わず三國蓮太郎になった気分。そこまで、引き込ませる演出がスゴイ。
 今作の安部徹は、正義の味方である警視庁の警部役である。
2023年11月11日(土)鑑賞

       スタッフ
監 督        井上 梅次
脚 色        渡辺 剣次
原 作        江戸川乱歩
製 作        柳川 武夫
撮 影        伊藤 武夫
美 術        中村 公彦
音 楽        佐藤  勝
録 音        福島 信雅
照 明        吉田 協佐
編 集        鈴木  晄
助監督        中島 義次
製作主任       笹井 英男
スクリプター     中尾寿美子
スチール       望月 伸浩
公開年月日:1956.03.14
上映時間:100分
モノクロ/スタンダード/35mm
製作会社:日活
配給:日活

       キャスト
三國連太郎      伊勢省吾
山岡 久乃      伊勢友子(省吾の妻、新興宗教信者)
新珠三千代      沖晴美(省吾の秘書、愛人)
大坂 志郎      相馬良介(画家)
芦川いづみ      相馬芳江(良介の妹)
三島  耕      真下幸彦(良介の友人、芳江の恋人)
藤代 鮎子      桃子(バー「桃色」のママ)
東谷 暎子      マリ子(松葉杖の街娼)
大坂 志郎      南重吉(私立探偵)
多摩 桂子      池田澄子(南の助手兼愛人)
安部  徹      花田警部
永島  明      岡刑事
花村 信輝      刑事
小林重四郎      田辺刑事
澤村國太郎      田中倉三(白い犬の飼い主)
山田 禅二      永田弁護士(伊勢家の弁護士)
福田 トヨ      田村和子
鈴村 益代      婆や
小柴  隆      ガソリンスタンドの男
峰  三平      酔った会社員
山村くに子      島村夫人
三島  謙      トラックの運転手
光沢でんすけ     トラックの助手
美川洋一郎      派出所の巡査
鴨田 喜由      熱海の巡査
竹内 洋子      相馬芳江の同僚の女優
明石 淳子      相馬芳江の同僚の女優
泉  桂子      相馬芳江の同僚の女優
星野 晶子      美島昌子
川合 玉枝      「レインボー」の店員
伊丹 慶治      警官
雪岡  純      鑑識係
久松  晃      住職
河上 信夫
小泉郁之助      ラジオ局のプロデューサー
黒田  剛      ギターの流し
野口  豊      警官
千代 京二      クラブ“エリゼ”の支配人
露木  護      ガソリンスタンドの店員
柴田  新      アコーディオンの流し
志賀 良介
本目 雅昭      巡査
宮原 徳平      ラジオ局の男
水谷 謙之      ラジオ局の男
加藤 義朗      靴磨きの客
吉田 勇男      エレベーターを待つ男性
紀原  耕      伊勢友子の捜査の協力者
村田 寿男      伊勢友子の捜査の協力者
高山 千草      新宿の浮浪者

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