2007年作品
きょうは1000円の日、ということで、ユナイテッド・シネマ豊洲に行く。 目指すは10時45分開始の『キサラギ』(2007：佐藤祐市)。10時50分に着いて順番が来て券を買おうとしたら、満席。次の13時の回は一番前の左端１席のみしか空いてない。観るのを諦めて帰っ…
恵比寿ガーデンシネマ１にて『アヒルと鴨のコインロッカー』(2007:中村義洋)を観る。水曜日、1000円均一の日。11時45分の回、50分過ぎの到着で190番目、大ヒットと言っていいかも。 おもしろい、みごとにだまされた。 長身・瑛太を相手に、濱田岳がいい味を…
壮大なる伝奇ロマンを予感させる江守徹の軽妙なナレーションで始まり、これはひょっとして、大冒険活劇の傑作誕生か！ 堤幸彦は『明日の記憶』(東映2006)を監督してひと皮むけたかと期待はふくらむばかり。 出だしのアクション連続技。阿部寛、いいぞ、いい…
ユナイテッド･シネマ豊洲にて『眉山 びざん』(2007：犬童一心)を見る。 母(宮本信子)と娘(松嶋菜々子)の作品。というか、娘の目で見た母の恋愛映画です。 劇的な感動シーンがあるわけではないけれど、静かに感動をもりあげてくれます。充分に涙を流させても…
ユナイテッド・シネマ豊洲スクリーン５にて『あかね空』(2007：浜本正機)を見る。午前11時の回、観客８名である。平日だからこんなもんだろう。『蒼き狼』の時は、たった１名だったのだから。 我が富岡八幡宮のそばに住んでいる山本一力が門前仲町界隈を舞台…
丸の内ＴＯＥＩ２にて『蟲師』(2007：大友克洋)を見る。 ＣＧを多用した幻想的なわけの分からん作品かな？と思っていたら、案に相違して、しっかりとした映画になっていたので安心した。 オダギリジョーがごく普通の青年として演じているのもよい。彼と大森…
ユナイテッド・シネマ豊洲スクリーン５にて『バッテリー』(2007：滝田洋二郎)を見る。21時30分の回、またしてもたった一人でスクリーンを占領する。 バッテリーの二人(林遣都と山田健太)が実にいいのだ。これが映画初出演とはとても思えない。のびのびと演じ…
質問です。 『愛の流刑地』(2007：鶴橋康夫)で村尾菊治(豊川悦司)の別居中の奥さんは誰が演じていたのでしょうか？ 見たとき、ああと納得したのだが思い出せない。パンフレットのキャスト表には載っていない。そこで質問してみることにした。とここまで書い…
有楽町シネカノンにて『キトキト!』(2007：吉田康弘)を見る。 夫を早く亡くして、平山あやと石田卓也の姉弟を育てたスーパー母ちゃん・大竹しのぶの奮戦記、にすればよかったのに、母と息子の話にしてしまったがために、興味半減。だいたい「東京タワー」と…
ユナイテッド・シネマ豊洲にて『蒼き狼／地果て海尽きるまで』(2007：澤井信一郎)を見る。朝の１回目とは言え、春休みなのにたったひとりである。歴史に興味のない若者たちにはそっぽをむかれ、相撲好きの熟年からも敬遠されて、完全に当て外れに終わったよ…
『バブルへGO!!/タイムマシンはドラム式』(2007：馬場康夫)をユナイテッド･シネマ豊洲にて見る。これで、デビュー作から封切りですべて見ている監督作品を更新中。他には、小栗康平、本木克英、佐々部清、大谷健太郎、ぐらいしかいない。 さて、馬場康夫が率…
知らない間に戦争に加担している、というテーマはよくわかる。しかし、その描き方は、あまりにもまともすぎないだろうか？ 戦争説明会での瑛太の発言．「最初から戦争を前提に話が進められているじゃないですか」 それに対して原田知世は、こう切り返す．「…
『ユメ十夜』(日活2007：実相寺昭雄、市川崑、他)を渋谷シネアミューズ・イーストで見る。「第一夜」(監督：実相寺昭雄、脚本：久世光彦)は、いかにも実相寺監督らしい怪奇的な映像でそこそこ楽しめた。小泉今日子がいい。「第二夜」(監督：市川崑、脚本：柳…
ユナイテッドシネマ豊洲にて、『それでもボクはやってない』(2007：周防正行)を見る。 見ながら、あまりの不合理さに、涙が流れました。いい映画ではあるけど、周防正行監督のブランクはあまりにも長かった。 もっと気軽に１～２年に１本のペースで撮ってい…
ユナイテッドシネマ豊洲にて『僕は妹に恋をする』(2007：安藤尋)を見る。 全編、やるせなさ、せつなさで、押し通した演出力はすごい。けれど２時間は長い。１時間30分で充分だ。
『どろろ』(東宝配給2007：塩田明彦)をユナイテッドシネマ豊洲にて見る。1000円の日。 どろろの柴咲コウがいい。若手女優で、泥だらけになりながら走り回り悪口雑言叫びまくるのが、さまになっているのは彼女しかいない。まさに適役。 百鬼丸の妻夫木聡がこ…
ユナイテッドシネマ豊洲にて『愛の流刑地』(東宝配給2007：鶴橋康夫)を見る。1000円の日。 ふたり(豊川悦司と寺島しのぶ)の描写に終始するあまり、まわりからふたりへの関係描写が少ない。たとえば寺島しのぶと夫・仲村トオルとの関係はどうなっているのか？…
