ぴくちゃあ通信

日本映画をメインにしたブログです。東宝映画を中心に古い作品から新しい作品まで、時には俳優を中心に話を展開します。

『月見草』(1959:岩城其美夫)


以上、『月見草』(1959:岩城其美夫)より


 『月見草』(1959:岩城其美夫)を、国立映画アーカイブ小ホールにて見る。4月11日(火)から始まった「没後10年 映画監督 大島渚」の1本。310円。

 松竹大船の助監督によるシナリオ同人誌「7人」に大島が発表したメロドラマ「美しき水車小屋の少女」の映画化で、岩城其美夫の監督第1作。大学受験のため東京へ旅立った修一(清川)は恋人の恭子(十朱)に次第に冷ややかな態度をとるようになる。2人の仲を気遣い奔走する修一の弟・健次(山本)はやがて恭子と惹かれ合うようになるが…。
以上、国立映画アーカイブの解説より

 初見。
 これはひどい。イライラのしっぱなし。
 大学受験に失敗した長男・修一は、来年の受験必勝を決意して東京の予備校へ。1年間、手紙もくれるなと、2年も交際している恭子に言い残して。その間、恭子に縁談話がもちあがる。相談しようと東京に会いに行った恭子。受験が終わってから相談しようと、つれない返事。
 落胆した恭子、ひそかに彼女に思いを寄せていた弟・健次。二人の間がしだいに相思相愛となる。大学に合格した修一からはあきらめて嫁いでくれと言われる始末。
 恭子と健次は、駆け落ちしてまでも愛を貫こう、誓い合う。それもつかの間、恭子の母親を安心させるために健次は「一時の気の迷いだった」と嘘をつく。それを聞いてしまった恭子は絶望して、海へ身投げ、、、。
 元のシナリオは、ほんとうにこんなつまらないないようだったのだろうか、、。監督がかなり手をいれたのでは、、、。
2023年4月16日(日)鑑賞

       スタッフ
監 督        岩城其美夫
脚 本        大島  渚
製 作        保住一之助
撮 影        井上 晴二
美 術        逆井清一郎
音 楽        池田 正義
録 音        栗田周十郎
照 明        鈴木 茂男
編 集        浜村 義康
撮影助手       内海 収六
照明助手       宇野 重治
装 置        井上 健三
装 飾        山崎 鉄治
録音技術       堀川 修造
録音助手       岸本 真一
監督助手       佐々木 力
現 像        神田亀太郎
衣 裳        斉藤 耐三
進 行        森山 善平
協賛:下田観光協会
協賛:下田温泉
協賛:蓮台寺温泉
協賛:東海自動車株式会社
公開年月日:1959.05.12
上映時間:70分
モノクロ/シネスコ/35mm
製作会社:松竹大船
配給:松竹

       キャスト
山本 豊三      高木健次(次男)
清川 新吾      高木修一(長男)
鳳 八千代      高木順子(長女、修一・健次の姉)
磯部 玉枝      高木厚子(末っ子の次女)
北  竜二      高木幸造(父親、植物園(?)所長)
岡村 文子      高木ちづ(東京の叔母)
十朱 幸代      岩佐恭子
田村  保      岩佐仙治(恭子の兄)
桜 むつ子      岩佐たつ(恭子の母)
坂本  武      岩佐仙兵衛(恭子の父)
菅佐原英一      久原芳雄(植物園研究員)
斉藤 和子      仙治の恋人
佐藤 芳秀      恭子の婚約者
江間 光括      恭子の婚約者の母
土田 桂司      結婚衣装屋の店員
川村 耿平      電報配達
川金 正直      コーチャー
松沢 英夫(若草)    健次の友人・加藤
斉藤 充弘(若草)    塩見

にほんブログ村ランキングに参加しています。
下記 ↓ のバナーをクリックしてください。
ブログのランキングが表示されたら、下部の「ぴくちゃあ」ロゴを再度クリックしてください。
ランキングアップに協力お願いします。

にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村

にほんブログ村 映画ブログ 日本映画(邦画)へ
にほんブログ村

にほんブログ村 映画ブログ 映画監督・映画俳優へ
にほんブログ村