ぴくちゃあ通信

日本映画をメインにしたブログです。東宝映画を中心に古い作品から新しい作品まで、時には俳優を中心に話を展開します。

2012年作品

『かぞくのくに』(2012:ヤン・ヨンヒ)

以上、『かぞくのくに』(スターサンズ2012:ヤン・ヨンヒ)より 『かぞくのくに』(スターサンズ2012:ヤン・ヨンヒ)を、国立映画アーカイブ(NFAJ)長瀬記念ホール OZUにて見る。「逝ける映画人を偲んで 2021-2022」特集の1本。310円。かぞくのくに(100分・DCP…

『よみがえりのレシピ』(2012:渡辺智史)

以上、『よみがえりのレシピ』(2012:渡辺智史)より 『よみがえりのレシピ』(2012:渡辺智史)を、国立映画アーカイブ(NFAJ)長瀬記念ホール OZUにて見る。「逝ける映画人を偲んで 2021-2022」特集の1本。310円。よみがえりのレシピ(95分・DCP・カラー) 2023…

『I'M FLASH!』(2012:豊田利晃)

『I'M FLASH!』(2012:豊田利晃)をユナイテッド・シネマ豊洲スクリーン5にて見る。前売り券1300円(割引1000円)、パンフレット700円。 柄本佑が「ちょっとDVD返して来る」とバイクをぶっ飛ばす。一方、傍らの水原希子といい雰囲気で盛り上がりながら、スポ…

『桐島、部活やめるってよ』(2012:吉田大八)

『桐島、部活やめるってよ』(2012:吉田大八)をユナイテッド・シネマ豊洲スクリーン11にて見る。1500円(会員)、パンフレット700円。 すばらしい! 「金曜日」が登場人物の視点ごとに繰り返し描かれる冒頭では、身体がふるえるほどの快感に打ちのめされてしま…

『さらば復讐の狼たちよ』(2012:チアン・ウェン)

『さらば復讐の狼たちよ』(2012:チアン・ウェン)を、TOHOシネマズ六本木ヒルズスクリーン5にて見る。シネマイレージ6ポイントにて。 前日金曜日朝日新聞夕刊で、「愉快、爽快、痛快。」で始まり「快作である。」で結んだ秋山登氏の評に心動かされ、シネマ…

『シグナル 月曜日のルカ』(2012:谷口正晃)

『シグナル 月曜日のルカ』(2012:谷口正晃)を新宿ピカデリー・スクリーン10にて見る。前売券1300円(割引1000円)、パンフレット700円。 映画デビューというか女優デビュー作となる三根梓(みね あずさ)の目の力強さがすばらしい。西島隆弘との最初の出会いで…

『愛と誠』(2012:三池崇史)

『愛と誠』(2012:三池崇史)を角川シネマ有楽町にて見る。1000円(水曜日)、パンフレット800円。 おもしろい! 抱腹絶倒のおもしろさ、今年一番の快作だ!! 『新・仁義の墓場』(2002)、『ゼブラーマン』(2004)、『妖怪大戦争』(2005)、『ヤッターマン』(2009)…

『ファイナル・ジャッジメント』(2012:浜本正機)

『ファイナル・ジャッジメント』(2012:浜本正機)をユナイテッド・シネマ豊洲スクリーン12にて見る。前売り1300円、パンフレット600円。 幸福の科学が製作した7作目、アニメではない実写版としては久しぶりの2本目。幸福の科学会員からの鑑賞券をもらった…

『11.25 自決の日 三島由紀夫と若者たち』(2012:若松孝二)

『11.25 自決の日 三島由紀夫と若者たち』(2012:若松孝二)をユーロスペース2にて見る。1000円(会員割引)、解説ブック1000円。 1970年11月25日の三島由紀夫自決を知ったのは、高校3年の世界史授業の冒頭であった。ドアを開けて世界史の先生が入るなり、「…

『ポテチ』(2012:中村義洋)

『ポテチ』(2012:中村義洋)を新宿ピカデリースクリーン7にて見る。700円(1000円の前売り券を300円割引)、パンフレット600円。 おもしろい。勾当台公園の野外音楽堂のベンチに並んでいる濱田岳、大森南朋のふたり。クスリと笑える言葉のキャッチボールを交…

『リアル鬼ごっこ3』見逃す

1週間1日1回興行の最終金曜日18時30分、ユナイテッド・シネマ豊洲到着。「1500円均一です」と言われ、ならば貯まっているポイントで見ようとしたら、各種サービスもダメ。しようがない1500円で見るか、と覚悟を決め、席を選び、カード決済へ。「ブルーレ…

『わが母の記』(2012:原田眞人)

『わが母の記』(2012:原田眞人)をユナイテッド・シネマ豊洲スクリーン7にて見る。1000円(金曜日会員割引)、パンフレット700円。 樹木希林、宮崎あおい、キムラ緑子、南果歩、役所広司など、役者たちがすばらしい! たとえば、キムラ緑子が母親ことを電話で…

『ヒミズ』(2012:園子温)

『ヒミズ』(2012:園子温)をユナイテッド・シネマ豊洲スクリーン7にて見る。1000円(金曜日会員割引)、パンフレット700円。 これは家族の崩壊と再生の物語である。 園子温監督は、『紀子の食卓』(2006)では家族ごっこを描き、『愛のむきだし』(2009)では父(…

『月光ノ仮面』(2012:板尾創路)

『月光ノ仮面』(2012:板尾創路)を、角川シネマ有楽町にて見る。1000円(水曜日)、パンフレット700円。2012年度作品1本目。 監督デビュー作『板尾創路の脱獄王』(2010:板尾創路)は、低予算ながらも、脱獄というワンテーマをしっかりとした演出力でグイグイ…